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がん治療のサクセスストーリー

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かなり大型の甲状腺癌でしたが

ククちゃん(9歳齢、避妊済み雌、シェトランド・シープドッグ)の右甲状腺に発生した甲状腺癌に対する標準的治療法は、被膜ごと甲状腺癌を完全に摘出する外科治療です。一方、ククちゃんの甲状腺癌は比較的大型かつ下部組織に固着しており、外科摘出は困難を極めました。がんセンターとのコラボで手術は無事終了しましたが、一部腫瘍組織が血管内に残存してしまいました。これらの腫瘍組織に対する補助治療として化学療法(カルボプラチン)を合計4回、副作用はほとんど発現しませんでした。その後フィロキシコブによる補助治療を開始し、残存する腫瘍の大きさを維持しています。一方、ククちゃんは慢性腎臓病も患っているので、腎機能と注意深くモニターしながらフィロコキシブの投与を週3回に制限しています。幸い、治療開始から現在まで約20カ月間、ククちゃんは日々元気に過ごしています。

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イメージ ご家族の感想

前の子(ナナちゃん)も同じSD(シェルティー)で、ガン!又今のククちゃんもガンと聞いた時は、とてもショックでした。

ただ幸いにククのガンは、寿命が先かガンが先かみたいな、ゆっくりと進行するガンらしいので哲也先生と相談をしながら最善を尽したいたいと思っています。

大手術も成功・抗ガン治療の副作用も無く、すごくくいしんぼうで、元気すぎるほど元気で!

いつまでも長生きをしてもらいたいです。

先日11才のB.Dをむかえました。(2018.4.30)