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がん治療のサクセスストーリー

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犬の脾臓の血管肉腫:脾臓の血管肉腫だって長生きできることもある

ラテさん(14歳齢、去勢済み雄、ミニチュア・ダックスフンド)の脾臓に発生した血管肉腫。腹腔内出血を伴うほど病期は進行しており、かなりのピンチ。脾臓の血管肉腫に対する標準的治療は、脾臓摘出後にドキソルビシンを主体とした化学療法です。脾摘後に補助治療を実施するか否か、ご家族と何度も協議を重ねました。悩みに悩んだ末、化学療法は実施せず、経過観察のみを続けることに。このような状況下での1年生存率は5%以下という厳しい状況であるものの、治療開始から現在まで約12カ月間、ラテちゃんは日々元気に過ごしています。

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イメージ ご家族の感想

脾臓が体内で破裂し、悪性の血管肉腫であったと聞いたときには、何も考えることができませんでした。
色々と情報を集めましたが、余命ばかりを気にしてしまい気落ちするばかりでした。
けれども、術後のラテの元気な姿を見て、化学療法は実施せず今まで以上に一緒にいる時間を作り、楽しく過ごしていこうと決めました。
いくつかのサプリメントも試し、何が功を奏しているか分かりませんが幸いなことに日々元気に過ごすことができています。
ラテが元気でいることを家族全員が願い、信じることが何よりの秘訣のような気がします。
経験豊富な先生方に日々サポート頂けていることも心強く、ラテが日々元気いっぱいであることを信じ、これからも共に過ごしていきたいと思います。